最終更新日:2006年2月15日
脊柱管狭窄症(原因と症状)
脊柱管狭窄症(原因と症状)
【原因】
腰部脊柱管狭窄症は脊髄神経(手や足にいく神経の束)が、背骨の変形などにより狭くなった脊柱管内(脊髄神経の通り道)で圧迫され引き起こされる病気です。
腰椎椎間板ヘルニアと比べて高齢のかたに多い病気です。
【症状】
初期は、
①安静時には症状はなく、数十m歩くと太ももやスネにしびれや痛みが出現し、休憩するとまた歩けるようになる(間歇跛行)
②あしの違和感が一日中ある
③座り続けるのも少々つらい等の症状がみられます。病気が進行してくると数m歩いただけであしのしびれや痛みが出現し、さらに足の脱力感や尿失禁などが出てきます。
【診断】
いわゆる神経痛と診断される事が多いようです。また骨盤のねじれ(仙腸関節機能障害)は、前記とよく似た症状がでるので注意が必要です。ごく稀ですが、悪性腫瘍(癌など)が原因のこともありますので症状が強い場合は、専門医の受診をお勧めします。
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