最終更新日:2006年2月22日
変形性膝関節症(日常生活の注意点)
変形性膝関節症 日常生活の注意点
皆さんは次の様なひざの症状でお困りではありませんか?
①朝起きたときや長時間椅子に座った後、歩き始めた時の「膝の違和感やつっぱり感」がある
②正座やしゃがみこむ等の動作が苦痛である
③階段の上り下りがつらい
④膝が張っているような、重くだるい感じがする
⑤膝を曲げ伸ばしするとガリガリと音がする
1つでもあてはまる症状がある方は変形性膝関節症の可能性があります。
このような症状がでてきたら、病院に行く前に一度、日常生活を見直してください。
日常できる工夫を述べます。
■ひざへの負担をできるだけ軽くする
①肥満を解消する②杖を利用する③椅子の生活にする
■ひざをあたためる。
①毎日お風呂の入り血行をよくする②サポーターを利用してひざを冷やさないようにする
■ひざの周りの筋肉(大腿四頭筋)を鍛える
仰向きになって寝た状態になります。
そして脚を伸ばしたまま約10度ほど挙げてください。
そのまま約10秒ほど挙げたままにします。これを何回か繰り返します。
この運動が楽になってきたら、足首に1~3kgのおもり(コンビニの袋におもりを入れて作ったもので結構です)を付けて負荷をかけてください。イスに座った状態であしを下垂し、そこから膝を伸ばすという方法でも良いです。
早く治したいからといってがんばり過ぎて症状が悪化したり、無理をして疲れてしまい長続きしなかったりしたのでは効果がありません。
自分の体力や病気の症状を考えて、自分のペースで少しずつ毎日の生活に取り入れていきましょう。
次回は治療についてお話いたします
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